クレオスシアンは如何ほど危険か
ブラッジャーとの徹底比較
危険だという理由で,すること自体が禁止された競技.それがクレオスシアンである.
さて,このクレオスシアン.如何ほど危険なのか.
此の競技は,上から岩石を落とし,頭にくくりつけた鍋で,それを捕らえる競技である.
危険度を求めるならば,衝突し,完全に止まったときの衝撃を求める必要があろう.
秒速(m/s)×重量(kg)÷減速経過時間(秒)÷9.8によって求められる.
例えばブラッジャーは,67.56kg,時速200kgとし,停止まで0.3秒とすると,1276.6kgが衝撃となる.
しかし,減速に必要な時間は,自分には分からないので,ここでは無視し,秒速(m/s)×重量(kg)÷9.8を求め,
これを衝撃期待値(造語)とする.
なお,岩石は花崗岩として計算している.
衝撃期待値 |
直径(cm)/重量(kg)
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10m落下
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20m落下
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30m落下
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(参考・ブラッジャー)25.4/67.56
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393
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10/1.41
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2.02
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2.856
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3.498
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20/11.3
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16.157
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22.85
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27.984
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30/38.1
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54.53
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77.116
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94.447
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40/90.47
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129.254
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182.793
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223.875
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50/176.71
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252.45
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357.02
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437.255
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これを見てみると・・・なんと,ブラッジャーは,20メートルも落下した,直径50センチの岩石に当たるより危ないと言うことになる.
クィディッチも滅茶苦茶危ないじゃないか!!
ブラッジャーは人めがけて襲ってくるし,ビーターにより,速度が増していることだってあるだろう.
その上,真球であるから,衝撃は一点に集中する.
クレオスシアンの危ない点は,頭で受け止める点と,大量に降ってくる点である.
元は肝試しのようだが,
クィディッチみたく保護魔法をかければ,全く問題はない.
そもそも,ドラゴンの保護区を突き抜けるレースが認められているのだから,
これくらい構わないと思うぞ.
魔法界の人達には,真剣に検討していただきたい.
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