英国版3巻表紙考察

1,2巻に比べれば

ハリーとハーマイオニーがヒポグリフに乗っているところである。
そもそもヒポグリフ、あんな図体と翼で飛べるのか?
まあ、そこまで突っ込んでたらきりがないけど。

全体的の評価からすると1,2巻より遙かに良い仕上がりである。

とはいっても、
ボイラーが妙に大きく車輪が極端に小さく煙突から星を吐いている変な汽車
そしてその目の前で途方に暮れている妙に顔が長い少年(ハリー)。
轢かれるぞ!オイ!な1巻や

ハリーが妙に老けててヘドウィグがやたらに大きくて、
ホグワーツ特急と全く別の方向に進んでいるのに全く気付いていなかったり、
ヘドウィグがそれを訴えているようなのに無視していたりで、
オイ!左折、左折!!な2巻と比べること自体間違っているのかも知れないが。

飛行高度

とりあえず2人と1頭の飛行高度を考察してみよう。

ここで目印になるのがバックの月である。
目測ハリーの身長の2倍程度、つまり見た目の大きさは約3m。
月の直径は3476km、月と地球の距離は38万4400km。
これさえ分かればハリーと撮影者の距離が求まる。

三角形の相似を利用して求めると、撮影者〜ハリー:撮影者〜月=3:3476000。
撮影者〜月=384400000mより、出た値が、331.76m。

さらに高度も求めることが出来る。
時間はほぼ真夜中、月が南中してると考えて差し支えないだろう。
月の高度を60度として考えると水平距離にして165.88m。
高さ287.31mの地点を飛んでいることになる。

本編の描写から推測するとこのシーンは
ホグワーツ校3階に軟禁されているシリウスを助けるために
タイムターナーで戻ってきたハリー&ハーマイオニーが飛んでいるところであろう。

ん?3階!?たかが3階に行くのに300m弱も飛ぶ必要があるのか?
私信用に書いた原稿には
「しまった、まともな数値になってしまったではないか!」
とあるのだが、何処がまともなんじゃい!!
我ながら恥ずかしい。

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