私立魔法世界研究所・箒論−クィディッチ競技場&生徒数考察−

クィディッチ競技場&生徒数考察

ホグワーツ指定教科書U「クィディッチ今昔」によると、
14世紀時点でのクィディッチ競技場規格は
長径150m、短径24mの楕円形らしい。

この規定が変わったという記述は見当たらないので、
現在においてもこの規定であろう。
ヲイヲイ、長径が短径の6倍強!?長すぎ!!


競技場を真上から見た図。細すぎ!

ま、それはいいとして、問題は収容人数だ。
残念ながら、高1の数学レベルじゃ楕円の周囲の長さを求めることはできない。
よって、やや古典的な方法で調査してみよう。
PCで直径15cm、短径2.4cm(実際の1000分の1)の楕円を書いて印刷し、
糸でその周囲の長さをはかる。調べたところ、半分で約17cmだった。
よって全体では約34cm。実際の長さは340mだ。

面倒なのでここからも単純計算で済ませてしまおう。(ヲイ)
観客席はフィールドの周囲にあって、席の横幅を50cmとすると640人!

さて、問題は段数だ。
2巻で競技場で朝練習中のハリーの写真を撮っていた
コリン・クリービーのいた場所は観客席の『最後部』。
1,2段ではそんなことは言わないので最低でも3段あると予想できる。
つまり、また単純計算で・・・1920人。

たしかどこかのインタビューで作者、J.K.ローリング女史が
「ホグワーツ生徒数は1000人くらい」と言っていたような・・・。
収容人数の50パーセントしかいないじゃないか!
と、言うことはOBやOGも混ざってるのか?

しかし、箒競技に関しては150mでも短いぐらいだ。
3巻時点での最新型箒・ファイアボルトの加速度は毎秒24km/時。
この加速度でフィールドの端から端まで飛ぶと、
かかる時間は6.7秒。到達速度は160km/時。
実力の70パーセントも出てないじゃん。

結論

クィディッチ競技場は観客を収容するには広すぎる。
しかし競技をするのには狭すぎる。
「帯に短したすきに長し」である。

何事も丁度良いのが一番。
魔法界の人々にはこれを肝に銘じてもらいたい。

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