ハリーの大失態

約束は守ろう!

3巻2章「マージおばさんの大失敗」でハリーは
マージおばさんが両親をののしったことに腹を立て、魔法を暴発させてしまった。
本ではおばさんが悪いように書いてあるが、
一般にはバーノンおじさんとの約束を守らなかったハリーの方が悪いのでは?
んじゃ実際は「ハリーの大失態」ってことになるな。

空気の浮力は微々たるもので・・・

おっと、それは置いといて、人間って球状になれば浮く物なのか?って言うことを考察。
マージおばさんの体重を100kg(人の密度はほぼ1g/立方cm)、
身長を170cmとすると、身長・体重がそのままで球体になったときの
体積は約2.57立方m、密度は0.039g/立方cm。
軽っ!と思いきや、よく考えてみると空気の浮力は1.293g/立方m。
単位を直すとおばさんの密度は38.87kg/立方m。全然足りんではないか。と
、言うことは念力で浮かせたの?だったらふくらます必要ないぢゃん。

魔法省も大失態

とにかく最後は魔法省の人がおばさんをパンクさせて解決・・・
えぇっ!パンク!?そんなのでいいのかなぁ。

風船に穴をあけると、割れてしまうか、そこから空気が吹き出して飛んでいく。
もし割れてしまったら血が出るとかその辺の問題ではない。
おそらく破裂し、内蔵が飛び出し、血の海に大小の肉片が浮かぶことであろう。

ということは割れずにそこから空気が出てきて元に戻ったということだ。
となるとおばさんは吹き出した空気でロケットのように移動する。
体重100kgが部屋の中を縦横無尽に飛び回るなんて危ないことこの上なし。
頭に当たろうもんなら首が折れるだろう。しかも場所は台所。
下手すると食器棚のガラスや包丁で体を切ってしまい、やはりキッチンは血の海に。
どうも魔法省には騒ぎを大きくしたがる気がある。
どうにかならないもんかねえ?

おばさんを風船にしたハリーも、それをパンクさせて解決しようとした魔法省も反省すべきである。
風船飛ばしは障害物のない広いところでやりましょう。

戻る