ラインの守り
獨逸國民歌

SCHNECKENBURGER MAX 作詞  WILHELM CARL 作曲
訳詞者不明



<訳詞>

浪と劍の音 雷(らい)の如(ごと)叫ぶ
「ラインよラインよ 今日守るは誰ぞ」
祖國は 泰山の安きが如し
勇士固むライン川 勇士固むライン川

ラインを守る 十萬の強兵
我が祖國の敵 一擧に討たまし
身體(からだ)を流るゝ 愛國の熱血
いかでか神聖なる 父母の墳墓をけがさむ

我が獨逸(独逸)の血の 流るゝ間は
劍が此(こ)の岸を 固むる間は
愛國者の手が 影をとゞむる間は
一歩も譲らず 祖國を守る守備兵

獨逸の血潮と 劍のひらめき
愛國者の手に とゞまる間は
片足たりとも 敵にや踏ません
この神聖の國土 この神聖の國土

我等の誓は 流れに響きて
軍旗のひらめき 黄金に輝く
われらこゝに立ち 流れを護るよ
ライン獨逸のライン ライン獨逸のライン


[のばら社 標準軍歌集より]






独語の原詞及mp3音源などは,
ロンメル太郎氏の「ran an den Feind! ドイツ軍歌サイト ラン アン デン ファイント!」へ.
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