パールハーバー

西洋歴2001年公開 配給・ウ○ルト・デ○ズ○ー(都合により伏字)
監督・マイケル・ベイ
ベン・アフレック ジョジュ・ハートネット ケイト・ベッキンセール 他

個人的評価:★☆☆☆☆
0点でもいいけれど,そうすると5点に見えてしまうので(何)


長い.
平和(?)な日々が1時間.1時間ほど真珠湾があって,残り1時間がドゥリットル空襲.
で,内容.

軍人(以下太郎)と看護婦(以下女)が恋仲に→太郎出征→太郎戦死→
太郎の友人(以下一郎)女を寝取る→でも実は生きていた→仲違い→
空襲だ→ジャップ共をやっつけるんだ→B25で出撃だ→
一郎との子が出来ていた→一郎戦死→帰還→太郎と涙の抱擁
以上.終わり.








なんだこれ.
別に真珠湾じゃなくてもいいぢゃん.
次郎の方は軍用機に女乗せて飛んだりしてるし.

ま,それはいいとして,日本の描き方.
先ず出てくるのが「尊皇」の幟を掲げ,
青空会議する首脳陣
お空にゃヒラヒラ凧が舞う.
前から話には聞いていたけれど爆笑.
で,次もやっぱり青空会議で,
褌男まで登場.謎.
で,色々あって真珠湾.
なんかやけに威力の強い爆弾と,炎上する米艦隊.
逃げ惑うアメ公共米兵達.
「P−40はゼロより遅い」と知っている米兵に,
そのP−40・2機で7機の零戦とドックファイトして零戦全機墜落・・・(゚Д゚)はっ?
劇中の確認できた墜落数は13
記録によれば零戦の損失は9だが・・・きっと九七艦攻か九九艦爆だ,うん.
病院なども爆撃・機銃掃射して悠々帰還
しょぼくれた爺さん(南雲司令のつもりらしい)攻撃終了を決断.

とまあ,こんな感じ.
でドゥリットル空襲では,
「狙うは軍事施設」
いやいや.
普通に空襲したろ?
まあ,こういう映画です.
映画としても歴史物としても戦争物としても詰まらん.
ただ,真珠湾攻撃に関しては,綺麗に出来てます.金かけた分.
「ハワイ・マレー沖」とは隔世の感がありますな.
轟音とともに沈みゆく米艦隊.逃げ惑う米兵.
天に逆らふ理を 今こそ知れや星條旗!
それ隠忍の20年 正義に勇む皇軍ぞ!
と,あまり書くと右翼に思われるのでやめます.
何?既にそうだって? んなこたぁない.

BGMは独断と偏見により「ハワイ海戰」


ハワイ海戰

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