黒田節
福岡県民謡


黒田節

酒は飲め飲め 飲むならば
日の本一の この槍を
飲みとるほどに 飲むならば
これぞ眞(まこと)の 黒田武士

峰の嵐か 松風か
たづぬる人の 琴の音か
駒引き止めて 立ち寄れば
爪音(つまおと)高き 想夫戀(さうふれん)

すめらみくにの ものゝふは
如何なることをか つとむべき
たゞ身に持てる まごころを
君と親とに 盡(尽)すまで

花より明くる み吉野の
春のあけぼの 見渡せば
もろこしびとも 高麗人(こまびと)も
大和心に なりぬべし





3番は「皇御國」からの引用.
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