日本の歌

礼式歌

曲名
作詞
作曲
歌い出し
曲権
国歌(明治13・11)
君が代
古歌
林廣守(撰歌)
君が代は千代に八千代に

(昭和12)
海ゆかば
大伴家持
信時潔
海ゆかば水漬く屍

(明治26・8)
一月一日
千家尊福
上眞行
年のはじめの例とて

(明治21・2)
紀元節
高崎正風
伊澤修二
雲に聳ゆる高千穂の

(明治26・8)
天長節
黒川真頼
奧好義
今日の吉き日は大君の

(明治16・6)
皇御國
加藤司書,里見義
伊澤修二
皇御國の武士は


國の鎭め
不詳
古矢弘政
國の鎭めのみやしろと


命を捨てゝ
不詳
不詳
命を捨てゝますらをが



文部省唱歌
対象時代(制作年)
曲名
作詞
作曲
歌い出し
曲権
(明治14・11)
螢(螢の光)
稻垣千穎
スコットランド民謡
螢の光窓の雪

(明治21・5)
故郷の空
大和田建樹
スコットランド民謡
夕空晴れて秋風吹き

(明治29・5)

旗野十一カ
吉田信太
空も港も夜は晴れて

(明治43・7)
我は海の子
不詳
不詳
我は海の子白浪の

(明治44・5)
桃太郎
不詳
岡野貞一
桃太郎さん桃太郎さん

(明治45・3)
村祭
不詳
不詳
村の鎭守の神樣の

(明治45・3)
冬の夜
不詳
不詳
燈火ちかく衣縫ふ母は

(大正1・12)
村の鍛冶屋
不詳
不詳
暫時もやまずに槌打つ響

(大正2・5)
冬景色
不詳
不詳
さ霧消ゆる湊江の

(大正2・5)
鯉のぼり
不詳
不詳
甍の波と雲の波

寮歌,學校歌
制作年
学校
曲名
作詞
作曲
歌い出し
曲権
明治37
三高
紅萠ゆる丘の花(三高逍遥の歌)
沢村胡夷
K.Y.
紅萠ゆる丘の花

明治41
三高
人を戀ふる歌
與謝野鐵幹
不詳
妻をめとらば才たけて

大正9
松山
瀬戸の島山(校歌)
高木武
長橋熊次郎
瀬戸の島山春たけて


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歴史歌
制作年
曲名
作詞
作曲
歌い出し
曲権
<文部省唱歌>(明治39)
青葉の笛
大和田建樹
田村虎藏
一ノ谷の戦破れ

(明治25・4)
元寇
永井建子
永井建子
四百豫州を擧る十萬豫騎の敵


楠公父子
大和田建樹
瀬戸口藤吉
天にあふるゝその誠

(明治35・4)
ワシントン
不詳
北村季晴
天は許さじ良民の
西南の役以後
田原坂
不詳
不詳
雨は降る降る人馬は濡れる

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軍歌・戰時歌謠・兵隊ソング
時代背景
曲名
作詞
作曲
歌い出し
曲権
戊辰戰爭(明治1)
都風流トンヤレ節(宮さん宮さん)
品川彌二郎
大村益次郎
宮さん宮さん御馬の前に

西南戰爭<明治10>(明治18・7)
拔刀隊
外山正一
ルルー
吾は官軍吾が敵は


軍人勅諭
不詳
田中穗積
軍人たるの本分は

(明治22)
欣舞節
若宮萬次郎
若宮萬次郎
日清談判破裂して

日清戰爭前(明治24.7)
敵は幾萬
山口美妙齊
小山作之助
敵は幾萬ありとても

(明治26)
月下の陣
永井建子
永井建子
宵の篝火影うせて

明治27年 日清戰爭勃発

(明治28)
雪の進軍
永井建子
永井建子
雪の進軍氷を踏んで

日清戰爭後(明治30)
軍艦
鳥山啓
瀬戸口藤吉
守るも攻むるも黒鐵の

<明治35>
陸奧の吹雪
落合直文
好樂居士
白雪深く降り積もる
無信託
日露戰爭前(明治36)
ロシャコイ節
添田唖蝉坊
土佐民謡
東洋平和に害ありなどと


明治37年 日露戰爭勃発

日露戰爭(明治37)
日本陸軍
大和田建樹
深澤登代吉 
天に代りて不義を討つ
無信託
(大正3)
日本海海戰
大和田建樹
瀬戸口藤吉
海路一萬五千豫浬

<文部省唱歌>(大正3)
日本海海戰
不詳
不詳
敵艦見えたり近づきたり

日露戰爭後(明治38.7)
出征
真下飛泉
三善和氣
父上母上いざさらば


戰友
真下飛泉
三善和氣
此處は御國を何百里


凱旋
真下飛泉
三善和氣
目出度凱旋なされしか


慰問
真下飛泉
三善和氣
戰がすんで小一年

明治38
ラッパ節
添田唖蝉坊
不詳
いま鳴る時計は八時半


大正3年 第一次世界大戰勃発

大正4
青島節
添田唖蝉坊
神長瞭月
青島よいとこと 誰が云ふた
無信託
不詳
軍用犬行進歌
不詳
陸軍戸山學校軍樂隊月
伏すも走るも命のまゝ

(昭和2・2)
大行天皇奉悼歌
芳賀矢一
東京音楽学校
地にひれ伏して天地に

(昭和3)
朝日に匂ふ櫻花
本間雅リ
佐藤長助
朝日に匂ふ櫻花

昭和5年 ロンドン軍縮會議

同6年 滿洲事變勃発

柳條湖事件後
北大營
川上清
陸軍戸山學校軍樂隊
晩秋九月十八日


護れ滿蒙の生命線
佐藤惣之助
陸軍戸山學校軍樂隊
鐵の兜に身を固め

上海事變(昭和7・2)
爆彈三勇士
與謝野寛
辻順治
廟行鎭の敵の陣

同上
工兵八勇士の歌
久留米忠勇堂
奧義好
勅諭五箇條身にしめて

昭和7年 五・一五事件

五・一五事件<昭和7・5・15>後
五・一五
不詳
不詳
若き陸生殉國の

(昭和7・12)
討匪行
八木沼丈夫
藤原義江
何處まで續く泥濘ぞ
無信託
(昭和7・12)
亞細亞行進曲
八木沼丈夫
藤原義江
有色の屈辱の元
無信託

昭和8年 國際聯盟脱退

(昭和8・12)
皇太子さまお生れなつた
北原白秋
中山晉平
日の出だ日の出に鳴つた鳴つたポーポー


昭和9年 ワシントン軍縮條約破棄

昭和11年 ロンドン軍縮會議から脱退
同年 二・二六事件

(昭和11)
忘れちやいやヨ
最上洋
細田義勝
月が鏡であつたなら

(昭和12・2)
眠れ戰友
八木沼丈夫
村越國保
山溪々に谺して

昭和12年 支那事變勃発

(昭和13・5)
降魔の利劍
土井晩翠
深海善次
魔の手背後に働きて


不詳 南京占領<昭和12・12>後
上海派遣軍の歌
上海派遣軍軍令部
辻順治
昭和十二の夏半ば

同上
南京陷落を祝ふ歌
不詳
海軍軍樂隊
難攻不落の堅壘と

(昭和12・10)
愛國の花
福田正夫
古關裕而
眞白き富士の氣高さを

(昭和13・3)
塹壕の中で
東辰三
東辰三
昨日今ごろ此の壕は

(昭和13・7)
荒鷲の歌
東辰三
東辰三
見たか銀翼この勇姿

(昭和13・10)
萬歳ヒットラー・ユウゲント
北原白秋
高階哲夫
燦たり輝くハーケン・クロイツ


(昭和13・12)
滿洲娘
石松秋二
鈴木哲夫
私十六滿洲娘



(昭和15・5)
燃ゆる大空
佐藤惣之助
山田耕筰
燃ゆる大空氣流だ雲だ

(昭和15・8)
隣組
岡本一平
飯田信夫
とんとんとんからりと隣組

(昭和16・4)
翼贊親子
岡本一平
佐々木俊一
あなたに服買はしよ


臺灣軍の歌
本間雅晴
山田榮一
大平洋の空遠く


昭和16年 大東亞戰爭勃発

ハワイ大海戦<16.12.8>(昭和17)
ハワイ大海戦
北原白秋
海軍軍樂隊
天に二つの日は照らず

(昭和17.2)
進め一億火の玉だ
大政翼贊會宣傳部
長妻完至
行くぞ行かうぞぐわんとやるぞ
無信託
シンガポール占領<17.2/15>後(昭和17.3/6録音)
大東亞戰爭陸軍の歌
佐藤惣之助
古關裕而
今こそ撃てと宣戰の


海軍夜戰部隊の歌
山本長官幕僚
海軍軍樂隊
椰子の葉陰の晝寢の夢も

昭和17
防空監視の歌
相馬御風
古關裕而
御國の空を尊い空を


昭和18年ごろ?
海鷲だより
不詳
不詳
あの隊長もあの友も
不明
(昭和18.2)
少國民進軍歌
長坂コ治
佐々木すぐる
とゞろくとゞろく足音は


(昭和18.5/8録音)
海軍航空の歌
海軍航空本部選歌
海軍軍樂隊
萬里の雲や大洋の

(昭和18.7/9録音)
アッツ島血戰勇士顕彰國民歌
巽久信
山田耕筰
刃も凍る北海の

不詳
海軍小唄(ズンドコ節)
不詳
不詳
汽車の窓から手を握り

不詳
可愛いスウチャン
不詳
不詳
お國の爲とはいひながら
不明
(昭和19・2)
特幹の歌
清水かつら
佐々木俊一
翼輝く日の丸に

(昭和19・2)
兄は征く
清水かつら
東辰三
丘の夕月飛ぶ雁に

(昭和20年ごろ)
特攻隊節
不詳
不詳
燃料片道テンツルシャン


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昭和20年 敗戦―――

追悼歌
曲名
作詞
作曲
歌い出し
曲権
ペリリュー島の櫻を讚へる歌
トヨミ・オキヤマ
トンミ・ウエンティー
激しく彈丸が降り注ぎ
多分

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著作権に定められている保護期間を過ぎているもの,及び権利状況が不明のもの,検索データベースに未登録のものです.
権利状況が不明のものに関しては,判明しだい対応します.


命を捨てゝ