工兵八勇士の歌

久留米忠勇堂 作詞  奧義好 作曲
「勇敢なる水兵」の譜



勇敢なる水兵

勅諭五箇條 身にしめて
心につゝむ 大和魂(やまとだま)
光はをのづと 現はれて
七、二、二二 午前五時

苦戰極まる 廟行鎭(べうかうちん)
彈丸雨か おぼろ月
心矢武(こゝろやたけ)に はやれ共
要害堅固の 鐵條網(鉄条網)

爆破せん○(か?)は 歸(帰)らじと
進み出でた 決死隊
先○(鋒?)勇士 花とちり
死して護國の 神となる

時流れじと 破壊筒
導火○(?)に 點火(点火)して
死線を辿る 鐵條網
肉彈諸共 櫻花

輝く 工兵三勇士
輝く五勇士 諸共に
永遠 諸人(もろびと)大丈夫(ますらを)の
尊き英靈(霊) なぐさめむ





5節の工兵三勇士は,爆彈三勇士(肉彈三勇士)のこと.

「戦争歌が映す近代」中の写真からおこしたため,一部不明な部分があります.
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